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COLUMN | 2021.11.19

ユッケに使われる牛肉の部位はどこ?

ユッケ専門店「55ユッケ」責任者の岡本です。

ユッケってどんなお肉を使っているのか気になりませんか?

最近では健康に気をつけている方も多くいらっしゃるので、ユッケってどの部位使ってるの?なんて気にする方もいるかと思います。

と言うことで今回はユッケ専門店の店主が、ユッケに使用する牛肉の部位について少し説明したいと思います。

ユッケに使われる部位はどこ?

ユッケは韓国料理の1つで生肉のことも指します。日本では「牛の刺し身に甘ダレを絡ませ卵黄を乗せて食べる料理」の認識が強いですよね。

さてこのユッケ、牛肉のどこの部位を使っているのでしょう?

ずばりユッケに合う牛肉は赤身であり、一般的にはモモ肉を使いますがモモ肉には

  • 内モモ
  • 外モモ
  • シンタマ(マル・トモサンカク)
  • ランプ

の4つに分けられ、ユッケには内モモ肉が使われることが多いです。(お尻に近いランプ肉を使われるお店もあります)

牛の内モモは人間の内モモの場所と同じで、後ろ足の付け根の内側になります。

牛一頭から10キロ程度とれますので希少部位ではなく一般流通する部位ですね。

内モモの特徴としては筋肉質で牛肉の中で脂が少なく、適度に柔らかい。肉の旨味をしっかり味わえる部位です。

しかし「お肉が柔らかい」と言っても国産のブランド牛や和牛での話であって、外国産牛にはあてはまりません。

弊社ユッケ専門店「55ユッケ」でも、静岡県産黒毛和牛(静岡そだち)の内モモ肉を使用しますが、さらにその中でも赤身の部分を使用してユッケを作っています。

 

というのも内モモ肉ですが更に以下の4つの部位に分けられるんですね。

  1. コモモ(柔らかい赤身)
  2. オオモモ(霜降り)
  3. メガネ(柔らかい赤身)
  4. カブリ(繊維質で硬い)

ご覧のように内モモ肉の中でも、霜降りの部分や赤身の部分など場所によって肉質に違いがあります。

55ユッケでは「霜降りが多い部分はユッケには適さない」と考えていますので、その部分はユッケには使用せず焼肉用として店舗で提供しています。

もちろん国産黒毛和牛の霜降りモモ肉なので、焼肉では大変美味しいお肉です。

また内モモ肉の繊維質部分はおでんや煮込み料理などに使用します。じっくり煮込んで味を染み込ませる料理ですが、肉の出汁もでるため大変美味しく仕上がります。

そして内モモ肉のコモモやメガネなど柔らかい赤身部分だけを、ユッケや牛刺に使用します。

内モモの美味しい食べ方

内モモ肉はユッケ以外にも、「ローストビーフ」や「ステーキ」などは肉の旨味を堪能でき美味しく食べれる食べ方です。

牛肉の中でも赤身が多い内モモ肉なのでヘルシーなうえ、肉の旨味も感じられて個人的にも大好きな部位です。

しかしやはりユッケ専門店として牛の内モモ肉の推奨する食べ方は、ユッケと牛刺しです。

と言うのもユッケや牛刺しは美味しいとわかっていても、なかなか食べる事ができないですよね?

それは2011年に焼肉屋でO157による集団食中毒が起こった事件により法律が厳しくなり、レバ刺しやユッケなどの生肉を提供するお店が減ったのが原因です。

また自宅で作るにしても食中毒の問題でなかなかできるものでもありません。

しかしユッケ専門店「55ユッケ」では、厚生労働省の新基準をすべてクリアしており、安心安全にユッケを提供しておりますので、普段食べれないユッケや牛刺しをぜひ味わってみてください。

食材はこだわりの静岡そだちという黒毛和牛の身を使用していますので、高品質なお肉が味わえます。特別な日やギフトにもいいですよね

55ユッケの詳細はこちらからどうぞ

また55ユッケでは、ユッケのみならず「牛肉刺身」も提供させていただいております。

甘タレとセットのユッケか牛肉刺身かはお好みでどうぞ

静岡そだち生牛肉刺身の詳細はこちらから

 
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